【ツーリングレポート】EMIRAとEMEYAで阿蘇へ!
休日を利用してスタッフ3名でツーリングに出かけてきました!
目的地は自然豊かな阿蘇エリア。今回はEMIRA 2.0とEMEYA S、交代しながらそれぞれのクルマで走り
その魅力をたっぷり体感することができましたので、写真多めでレポートします。
目的地は自然豊かな阿蘇エリア。今回はEMIRA 2.0とEMEYA S、交代しながらそれぞれのクルマで走り
その魅力をたっぷり体感することができましたので、写真多めでレポートします。
■■高速クルージングの快感■■
最初にハンドルを握ったのはロータス初のオールエレクトリックハイパーGT、EMEYA。太宰府インターから高速に乗り、大分道で一路東へ向かいます。
最初にハンドルを握ったのはロータス初のオールエレクトリックハイパーGT、EMEYA。太宰府インターから高速に乗り、大分道で一路東へ向かいます。
EMEYA Sに搭載される612馬力のデュアルモーターは、スペックの数字以上に“次元の違う加速”を体験させてくれました。アクセルペダルに軽く右足を乗せるだけで音もなくスーッと加速し、あっという間に100㎞/hに到達。電子制御エアサスペンションシステムと相まって、クルマというよりも空間を滑っているような感覚といえばいいのでしょうか。ガソリン車とは異なる独特の加速はなかなかに快感です。
15インチのセンターディスプレイには自車周辺のクルマやバイクがリアルタイムで映し出されます。後方の死角から接近してくる車両を早い段階で視認できるのは安心感につながり、ロングドライブでの疲れを軽減してくれそうです。
ドライブモードは「ツアー/スポーツ/レンジ/インディビデュアル」の4種類が用意されており、高速走行中は航続距離を伸ばす「レンジモード」を選択。試しに途中で「スポーツモード」に切り替えると、車高が下がり、シートのランバーサポートが作動してホールド性がアップ。走りへの没入感が高まります。アクティブリアスポイラーもモードと速度に応じて最適な角度に調整されます。
背中が少し暑く感じたので、シートベンチレーションをオン。15スピーカーのKEFプレミアムオーディオで聞くお気に入りの楽曲は、素晴らしい臨場感で今までは気づかなかった音までが聞こえてきます。アダプティブクルーズコントールでクルマに任せてクルージングしていると、どこまででも走れそうです。
■■EMEYAに感じた“ロータスらしさ”■■
日田ICで高速を降りると、今度は回生ブレーキの威力を実感する場面が増えてきます。回生ブレーキは3段階で調整可能で、最強に設定すれば、スロットルを戻すだけで強烈な減速G!最初は驚きますが、慣れれば信号やカーブの手前などではほとんどブレーキペダルを使わず、ワンペダル感覚で運転できます。
加えて、山道ではEMEYAのインテリジェントガラスルーフも印象的です。ルーフは10のエリアに分かれており、それぞれ透過・遮光を個別に設定が出来ます。大きなガラスルーフのお陰で車内は明るく、ルーフ越しに新緑の木漏れ日を眺めながらのドライブは最高の気分でした。
車体が大きいため「ワインディングには不向きか?」と内心思っていましたが、阿蘇周辺のタイトなコーナーを駆け抜けていくと、その思いは一瞬で消えました。大柄な体躯を全く感じさせず、思い通りにコーナーをトレースしていくハンドリングには確かにロータスのDNAを感じます。「ワインディングも走れる」のではなく、「ワイディングも楽しい」のです。「EVは移動手段と割り切るもの」と考えていた自分にとって、これは新鮮な驚きでした。
■■クルマを交換、EMIRAへ。高速移動も快適なミッドシップスポーツ。■■
途中で交代し、今度はEMIRAへ乗り込みます。AMG 2.0L直4ターボ+8速DCT搭載モデルです。
従来のロータスといえば、スパルタンな装備と引き換えに走りの喜びを追求するモデルが多かったのですが、EMIRAは違います。ドリンクホルダー(ELISE/EXIGEにはありません!)、電動シート、KEF製のプレミアムオーディオといった快適装備が整い、高速道路での移動も全く苦になりません。
それでも、意のままのハンドリング、ステアリング操作に対する俊敏な動き、路面の情報を手に取るように感じられる感覚は、まぎれもない“ロータス”。まるで自分の身体の延長のように感じられるその操作性には、思わず頬が緩みます。
■■EMIRA 2.0 VS EMIRA V6■■
2.0L直4ターボと3.5L V6スーパーチャージャーの2つのモデルには、それぞれに明確に異なるキャラクターが与えられています。
今回はワインディングで違いをその感じることが出来ました。AMG製ユニットを搭載した2.0Lモデルは、より軽量で剛性の高いアルミサブフレームに加え、低いエンジン搭載位置によって、クルマとの一体感がさらに高められています。切り返しでのクルマの動きにラグがなく、まさに人車一体の感覚です。
スポーツ・トラックモードでは回転数が上昇し、シフトパドルの反応も早くなります。排気バルブが開いて、ジェントルな印象のクルマが一変。5,000回転を超えたあたりからの乾いた快音は、ゾクッとするほど耳にも心にも刺激的です。
■■EMEYAの充電はストレスフリー■■
18時過ぎ、広川サービスエリアで小休憩を取りながら、EMEYAを急速充電してみます。今回は大野城から日田~竹田~阿蘇とたっぷり走りましたが、途中での充電なしでも18時過ぎの時点でバッテリー残量には十分な余裕がありました。
コーヒーを飲み、トイレに行っている間に2〜30分が経過。EVの充電は「待つ」というより「過ごす」感覚で、思っていた以上にストレスフリーです。
■■ツーリングを終えて■■
ワインディングを走るうちに「所有するならV6のマニュアルかな」と言う気持ちがぐぐっと傾き、EMIRA 2.0に惹かれている自分がいました。DCTのマニュアルモードは想像以上に楽しく、AMG 直4はV6よりも好みのサウンドでした。
またEMEYAに関しても、自分自身で所有するということについてはあまり関心がなかったのですが、ツーリング終盤にはすっかり気に入ってしまい、EMEYAでいろいろな場所に出かける想像をするようになっていました。休日のドライブや旅行はもちろん、普段の移動すら特別な時間にしてくれそうです。
スペックシートや動画では伝わらない“本当の魅力”は、やはり実際に乗って、走ってこそ分かるもの。今回のツーリングで、それを改めて痛感したのでした。
EMIRAとEMEYA。それぞれに異なる個性を持ちながらも、どちらもロータスらしい「運転の楽しさ」を芯に持ったクルマでした。
今後、より多くの方にこの感動を体験していただけたらと思います。
ぜひ一度ご自身でステアリングを握り、最新のロータスが目指したドライビングプレジャーを、じっくりと五感で味わってください。
試乗のお申し込みは以下のURL、またはお電話でお気軽にどうぞ
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LOTUS福岡 ショールーム
福岡県大野城市御笠川1-14-4
Tel: 092-586-5977
営業時間: 10:00-19:00
※毎週火・水 定休日



















