ノーズバッジ交換で気分一新
本日はLOTUSのノーズバッジ交換のご紹介です。今回作業を行ったELISEは2012年式とは思えないほど良い状態でお乗りいただいていますが、綺麗なボディに対してノーズバッジの色剥げが目立ってきました。そこで車検整備に合わせてノーズバッジを交換します。
まずはフロントクラムシェルにがっちり貼り付けられたノーズバッジを慎重に剥がしていきます。
LOTUSの樹脂製ノーズバッジは色褪せや色剥げを避けることが困難で、経年や紫外線などで写真のようになってしまう車両が少なくありません。新品は色も鮮やかです。
ノーズバッジが綺麗になるだけでクルマ全体の印象が変わりますね。
バッジ交換はボディコーティングと同時作業がよりお勧めです。入念に磨き上げて一皮むけたクラムシェルに色鮮やかなノーズバッジを取り付ければ、見違えるようになりますよ。
車検や点検と一緒に愛車のリフレッシュはいかがでしょうか?
LOTUS ELISE 111R 納車整備・ACパイプ交換
今月納車予定のLOTUS ELISE 111Rのコンプリートメンテナンスが進行中です。
点検中にエアコンの効きが弱くなっていることがわかり、原因を探ったところエアコンの低圧側パイプからガス漏れを発見。
まだガス漏れは極少量であるものの一気に進行することも考えられるため、パイプ交換します。念のため、問題のない高圧側のパイプも同時に交換を実施しました。
ELISE/EXIGEのガス漏れはパイプのピンホールが原因であるケースが半数以上です。パイプが低温になり表面が結露することで、徐々にパイプを腐食させてピンホールにつながるようです。
アルミ製のパイプは車体後部から前部までサイドシル内を配管されています。何か所も曲がった形状のため、そのまま抜くことが出来ません。パイプを切断しながら慎重に抜き取っていきます。
矢印の箇所がピンホール
車体から抜き出した低圧側/高圧側パイプと交換用のホース。製造時にはアルミパイプが組付けられていますが、完成車には複雑に曲げられたパイプをサイドシル内に通すことは出来ません。そこで交換用としてLOTUSから供給されるものはゴム製となっています。
内装を外した室内側からホースを挿入していきます。
ホースの接続箇所はOリングを交換。ネジ山が錆で固着している車両も見受けられますが、本車両は良い状態でした。ガスを充填し、吹き出し口・エバポレーターの温度を測定して作業は完了。
「Toyotaエンジン世代はエアコンが良く効く」というのが、新しいオーナーがこのELISEを選んだ理由の一つだそうです。納車は梅雨明けのころかと思いますが、これで真夏のドライブも安心してお楽しみいただけますね。
EXIGE Mk2メンテナンスのご依頼を頂きました。
EXIGE Mk2のブレーキメンテナンスをご依頼を頂きました。
ユーザー様よりブレーキを掛けた際にペダルが奥まで入ってしまうとのご相談頂きました。マスターシリンダーに使用されるシールの経年劣化が原因と思われますのでクラムシェルを外しての作業となります。
スタッフ達は見慣れてしまってますが一体カウルが外されている状態もなかなか魅力的です。
クラムシェルの脱着には多くの作業時間を要します。取外しはもちろんですが、取り付けの際に各パネルとのクリアランスや面を合わせるチリ合わせは特に入念な調整が必要です。
せっかくクラムシェルを取り外したのでクラッチマスターシリンダーも同時交換をお勧めさせて頂きました。
今回のように一つの整備を行う際に、同時に作業を行う方が費用面で良い場合がありますので、その際はご提案させて頂くようにしております。
交換作業が終わりましたらシェル装着、チリ合わせなど各部調整を行い完成です。
となりますのでもう少しお待ちくださいね。
この度は整備のご依頼を頂きありがとうございました。
ELISEのメンテナンス
ELISEのメンテナンス車両が多数ご入庫頂いております!
オイル交換などの一般整備、点検&車検そして販売車両と、作業メニューは一台一台異なりますが、メンテナンスが進むにつれELISEが引き締まっていきますね。定期的に整備頂いてるオーナー様も多く、とても良いコンディションでお乗りいただいてます。
ELISEオーナー様は各部整備・調整をご検討頂き、FACTORYにご連絡ください!オイル交換から12ヵ月点検、車検などご予約をお待ちしております。NEO号もサスペンションのメンテナンス予定入れとこ…
公称値通りの軽さ。ELISE SPRINTの車重を測定
現行ELISEの中でもカーボンパーツ・リチウムバッテリー・鍛造ホイール等で軽さを極めたELISE SPRINTがどれほどの重さなのか、車重を測定してみました。
測定したのはカーボンハードトップを装着し、オーディオを取り外したこちらのELISE SPRINT220。それ以外はストックの状態で、もちろんエアコンも装備されています。燃料はほぼ満タン。
メーカー公称値は878㎏(エアコンレス・カーブウェイト)ですが、果たして。。。?
結果は906kg!!
エアコンユニットが約20㎏と言われていますので、なかなかに優秀な値ではないでしょうか。やはりELISEは軽いですね。
ELISE 190 SPORT 4Pハーネス装着
ELISE 190 SPORTのオーナーから、高いホールド性を求めて4点ハーネスとシートベルトバーの取り付けをご依頼いただきました。シートベルトバーはWitham Carsオリジナルのクロモリ製シートベルトバーを装着します。
このシートベルトバー、今まで多くのELISE Mk 2/3世代やEXIGE V6に取り付けて来ましたが、実はELISE Mk1への取り付けは初です。
シートベルトのガイドに共締めするタイプのシートベルトバーが一般的ですが、この製品はロールバーの後ろ側の固定するのが特徴です。写真をご覧いただくとシャシーに直結したロールバー全体でハーネスバーにかかるストレスをしっかり受け止める構造がおわかりいただけると思います。
通常はハーネスバーと干渉する内装パネルをカットして取り付けるのですが。。。ELISE Mk1の場合は相当大きく切り欠く必要があることがわかりました。しかしELISE Mk1の内装パーツは今や貴重です。そこで内装パネルに手を加えず、取り外した状態のままとしました。幸いパネルがなくてもあまり目立ちません。ハーネスはELISE同様イギリス製のTRS。イギリス本国では高いシェアを持つメーカーです。4点ハーネスを取り付けると、コックピットがよりスポーティな雰囲気になりますね。
モディファイのご依頼、ありがとうございました。気を付けてELISEライフをお楽しみください(^^
LOTUS ELISE SPRINT220 新車 納車整備中
ELISE シリーズのフラッグシップモデル、ELISE SPRINT 220の新車が入庫しました。
FACTORYのリフトの上では、納車前点検が行われています。
新車はメーカー・インポーターで点検が行われた上で出荷されています。しかし万全の状態でお乗りいただくために、弊社では独自の基準で12ヶ月点検と同じメニューの点検を納車前に実施しています。
外観・内装・灯火類をチェックを終えたら、ジャッキアップしてホイールを取り外します。サスペンションアームやブッシュ、ブレーキキャリパー・ローターなど、ELISEの命とも言える足回り・ブレーキ周りは念入りな点検が必要です。同時にイギリスからの長旅のホコリも綺麗に清掃します。
取り外したホイールは裏側まで水洗いして綺麗にすると同時に、不具合やキズがないかを調べます。余談ですが、ELISE SPRINTはダイヤモンドカットの鍛造ホイールが標準装備され、足回りのアクセントになっています(^^
ELISEの下回りはアルミパネルに覆われており、フロントからリアまでフラットです。エンジン・ミッション・エキゾースト回りの点検は、アンダーパネル・リアディフューザーを取り外した状態で行います。
全ての点検を終えてから、初めてボディコーティングやご依頼のパーツの取り付け作業に入ることが出来ます。
Witham Carsでは、このように新車であっても納車前に時間をかけて点検、必要に応じて調整を行い、自信を持ってお客様の元へ送り出しています。
新車のLOTUSのご購入をご検討の方は、まずはWitham Carsにご相談ください。