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ロータスカップ・ジャパン2008初戦

去年産声をあげ、大いに盛り上がりを見せてくれたロータスカップジャパン2007でしたが、今年もいよいよ2008シリーズが開幕となりました。2007シリーズの全4戦から、全5戦となる今年の第1戦は4月20日。ロータスカップジャパン初の開催となる、富士スピードウェイです。

勿論、チームLCIもゼッケンNO・1のマシンで参戦です。 ……ロータスカップジャパン2007を応援してくださった皆様には、既にご周知の事かと思われますが、去年の最終戦でエンジンブローしたLCI号を復活させる予定でしたが、急遽予定変更となり、シルバーのボディカラーにホワイトストライプのNEWマシン! で、参戦です。  勿論、第1戦・富士がシェイクダウンとなる訳ですが、慣らし・マシンメンテに追われての富士入りとなりました。

今回の富士チャンピオンシリーズのスケジュールでは、1DAYレースの為、予選・決勝前日の練習走行枠がありません。ですが4月19日LCI?主催によるロータス走行会が開催されたのでした。
お陰様で走行会自体、今までにない位?のお申し込みをいただき、尚且つ練習走行を兼ねたロータスカップジャパン参戦車両も参加し、2-ELEVEN 2台も含め、総勢60台近くのロータスが集結する走行会となりました。

さてさて、気になるLCI号・第1戦のゲストドライバーとしてNEWマシンのハンドルを握るのは、ご存じ 高橋 一穂選手!ロータスカップジャパン2007・シリーズ最終戦では、予選でエンジンブローの為、決勝レースリタイアで終わってしまっただけに、気合入りまくりです。(毎戦そうですが…)しかも今回はスーパーGT300で同じく、プリヴェKENZOアセット・紫電を駆る、チームメイトの加藤 寛規選手が応援に来ていましたので、尚更って感じです。

もう1台のゲストカー、ゼッケンNO・25チーム・アドバン・ロータス号には再び登場、荒 聖二選手です。 そして、ドナーゲレーシングから2名のゲストドライバーが参戦。ゼッケンNO・7には、タレントのヒロミ選手、NO・8号車には漫画家の池沢 早人師選手がエントリーです。

走行会のスケジュールは、30分走行の2本です。 LCI走行会の運営、Cup・Carのサポートと、同時進行なので当日はかなりドタバタモードでしたが、高橋選手は2本共に走行。NEWマシンを馴染ませながら、加藤選手、紫電のチーフエンジニアである渡邊さんと共に、セッティングの確認をしていきます。 前回までの高橋選手の足のセッティングは、ガチガチが好みでしたが、加藤選手のアドバイスも有り、よく動く足のセッティングへと変更していき、走行2本を終えます。

明けて4月20日。 昨日に続き曇天ですが、天気の変わりやすい富士なので、空模様が気になりますが、いつも通りに車検、メディカルチェック、ブリーフィングとこなしていきます。

そして天気は曇天のまま予選スタート。エントリー15台の中、高橋選手は3番手にてコースインしていきます。高橋・荒・遠藤・篠原、の4選手が、2分10秒台に入り、1秒の間で、激しく順位が入れ替わる中、予選終了5分前を切った頃に荒選手が2′09″689をマークしチェッカー。 9秒台に入ったのは荒選手のみ、という結果で終わりました。
2番手には、遠藤選手。高橋選手は3番手となりましたが、荒・高橋両選手は賞典外ドライバーの為、ポールポジションは遠藤選手、2番手は篠原選手、3番手には今年からエントリーの秋葉選手となりました。

マシンのセッティングに問題は有りませんでしたが、ストレートでの伸びがイマイチだったようで、NO・25車にも同じ症状があり、どうやら向かい風の影響があったようでした。ストレートの長さでは、世界一を誇る富士スピードウェイ・ラウンドならではの現象だったようです。

いよいよ決勝です。ゲート開放され、各車コースインしていく中、高橋選手は最後にゆっくりとコースインしていきます。前車クリアの状態 でタイヤを温め、最後尾グリッドに付き、フォーメーションラップスタート! ところが、NO・7号車がスタートできません。どうやらロータスに 標準装備されているイモビライザーシステムの解除方法がわからず、エンジンスタートできなかったようですフォーメーションラップから、 ピットスタートとなったNO・7号車を含め、各車グリッドにつきます。勿論、高橋選手は最後尾の15番グリッド。いよいよ決勝スタートで す!ところがここで、フライングスタートペナルティがあった模様。ゼッケンNO・21・45号車にドライブスルーペナルティが課せられました。
一方、好スタートした高橋選手は、2周目に入ったところで9位までジャンプアップ。
荒選手は5番手と、早くも2位グループに絡んできました。レース5周目になり、それまでトップを走行していたNO・21号車、遠藤選手を荒 選手がパ ス。ついにトップに躍り出ますが、遠藤選手この周でドライブスルーに入ります。 ピットロードを制限速度で通過しなければ ならず、ストレートが長 い富士だけに、約40秒程のタイムロスとなってしまい、遠藤選手は後方まで順位を落としてしまいます。
代わって2位に浮上したのは、荒選手と抜きつ抜かれつのバトルを見せ、ギャラリーを大いに沸かせたNO・2篠原選手。高橋選手は 4位まで浮上 してきましたが、10秒後半から11秒前半でラップしている為、トップに追いつくことは難しい状況になってきました。
荒選手が逃げ切り体制に入った頃、高橋選手はNO・16秋葉選手をパス。3位までポジションアップしましたが、残り2周、篠原選手との 距離を縮め ただけに留まり、そのまま3位でチェッカー。
総合結果では、荒・篠原・高橋・秋葉・池沢選手となり、表彰台入賞は、篠原・秋葉・池沢選手となりました。

レースを終え、戻って来た高橋選手が一言。「シフトミスして、抜いた2台に抜き返されて、その2台をまた抜き返すのに2周もかかったわ ~」 …って、去年の最終戦の事が頭をよぎりましたが…。

次回、第2戦のツインリンク茂木・東ラウンドは2週間後となりますが、LCI号のドライバーには、菅 一乗選手がドライブする予定となって おりますので、次回も要・チェックですよ!

※追伸 :諸事情により、写真が大変少なく申し訳ござません!

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