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2012.03.20 F1 マレーシアGPプレビュー

2012/06/25



ヒートアップ!- F1 マレーシアGP

ロータスF1チームは、その足取りに春を伴って、マレーシアに到着した。確かに、オーストラリアではあまり計画通りには行かなかったが、車はトップクラスであることが分かっている。



オーストラリアでは、やるべき順番について手がかりを得た。倒すべきチームは、マクラーレンだ。このペースでいけば、ロータスはレッドブルに近づいている。メルセデスは、レースでは予選ほど調子は良くない。フェラーリは、ともかく上位3チームの後ろだろうが、テスト走行の時に思われたほど、はるか後ろではないだろう。フォース・インディアは、必ず肉薄した距離内にいるだろうし、ザウバーのタイア管理能力も脅威となる。

ロータスE20はファストコーナーが得意だが、セパンはまさにそういうコースだ。

だから、チームが表彰台なしでマレーシアを離れることになれば、がっかりされることになるだろう。

さらに、 オーストラリアGP予選でのスターとなったロメイン・グロージャンは、セパンが世界で一番好きなトラックだと言っている。彼は、ここには2008年に一度走っただけだが、GP2アジア・フィーチャーレースで2位になっている。また、キミ・ライコネンは、2003年に最初のグランプリでの勝利をここで飾っており、2008年に再び勝っている。

ロータスの親会社であるプロトンのあるマレーシアGPは、チームにとって非常に特別なレースだ。プロトン本社は、このトラックからほんの30分内にあり、木曜の朝にはキミとロメインが訪れて、マレーシアのロータスクラブのメンバーや地元メディアと会っている。

チームのドライバーは、テニスをすることで、マレーシアでの息詰まるような暑さにも慣れてきている。レース中には、ドライバーはレーススーツの中で汗をかいて、5kg近く体重が減る。

気温は30度台後半だ。それに加えて、18kでの3リッターV8エンジンの熱とNomex製のレーシングスーツにより、このレースがサウナのようになることが分かるだろう。