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2012.04.25 F1 バーレーンGP レースレポート

2012/06/25



F1 バーレーンGP レースレポート

LOTUS IS BACK!

「表彰台はどこだ?」週末、ロータスF1チームは、バーレーン・グランプリを通して呟いていた。ロータスE20の目覚ましいペースとキミ・ライコネンの確かなスキル、そして若き新星ロメイン・グロージャン、開幕以来、一戦一戦もう一歩のところだったが、時間の問題に過ぎなかった。そして、中東で、ついに良い方向へ向かった。



キミは11番手に立ち、予選Q3へ進み損ねたものの、新品のピレリタイヤを1セット残すことになった。ロマンは7番手に立った。
ロータスの両ドライバーは、実に見事なスタートを切った。グロージャンは3番手に、ライコネンは6番手に急浮上した。そこから二人は、さらに多くのライバルたちを追い越し始め、ピットストップを終えて現れたときは、それぞれ、2番手と3番手につけた。ソフトタイヤを履いたミキは、ロメインよりも速く、24周目でオーバーテイクが許された。前が空くと、キミは、トップを走るセバスチャン・ベッテルを追い始めた。キミはDRSを使ってセバスチャンを追い込み、ストレートエンドで仕掛けたものの、セバスチャンとキミが39周目に同時にピットに入ったことで、セバスチャンはリードを保ち、徐々に距離を開いて行った。

ロータスは、レッドブルよりもタイヤに優しいとはいうものの、この時は、ベッテルのRB8は、猛追するキミとの間に距離を保つことができた。二人は、2秒差でフィニッシュラインを通過し、ロメインは、道のずっと先にあった初の表彰台を手に入れた。

ロータスは今回、コンストラクターズ・チャンピオンシップで6位から3位へ、マクラーレンとフェラーリに挟まれる位置に躍り出た。

 

キミ・ライコネン:
「優勝できなかったのは少し残念だけれど、少なくとも、僕らは二人とも表彰台に上がることができた。ここまでの週末の結果に100%満足しているわけではないけれど、ついに僕たちは、きちんとした結果を出すことができた。これは大事なステップだ。一度だけセバスチャンを追い越すチャンスはあったけれど、ブレーキングで間違ったサイドを選んでしまった。結局、チャンスはそれきりだった。2位でフィニッシュするのは好きじゃないけれどここまで上がってこられたのは、結構嬉しいよ。」

 

 

 

 

 

ロメイン・グロージャン:
「僕自身嬉しいし、チームをすごく誇りに思うよ。僕たちの車が速いのはわかっていたけど、序盤に僕たちがこんなに速いのには驚いたよ。タイトなシーズンの中で、僕たちの車は、これまでのところ、とても競争力がある。自分たちが成し遂げたことを、すごく喜んでいるよ。先週は、初ポイントを獲得して、今週は初の表彰台だ。次に何が来るか楽しみだよ。」