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2012.05.29 F1モナコGP レースレポート

2012/06/25


F1 モナコGP RACE REPORT
KIMI : P9, ROMAIN : DNF

 

ロータスF1チームは、土曜日の明るい予選結果にも関わらず、キミ・ライコネンが9番手でフィニッシュしたため、ワールドチャンピオンシップポイントをわずか2ポイント確保しただけで、日曜日のモナコを落胆とともに去った。

ライコネンは、タイヤに熱を入れるのに苦労し、8番グリッドからのスタートとなったが、チームメイトのロマン・グロージャンは、メルセデスのミハエル・シューマッハが5グリッド降格のペナルティを受けたことで、4番手に浮上する前の段階で、予選を5番手で終えた。だが、レース開始後100メートルで、この(グロージャンのレースは終わった。1コーナーへ向かう途中、ミハエル・シューマッハと接触したのだ。彼はスピンして90度向きを変え、その場でリタイアとなった。

キミは、1コーナーでの混乱をうまくやり過ごし、ファーストスティントの大部分を、ワールドチャンピオン、セバスチャン・ベッテルにしっかりついて行ったが、タイヤは間もなく限界を迎えた。予想された雨を待って、コース内の留まったものの、それは現実とならず、ポイント獲得のチャンスを損ない、7番手から11番手に順位を落としてしまった。 一人のリタイアと前を行くドライバーたちの一回目のピットストップで、キミ・ライコネンは、9番手に浮上し、そのままの順位でフィニッシュした。

その結果、ロータスはコンストラクターズ・チャンピオンシップで、86ポイント、フェラーリに次ぐ4位に順位を落とし、ライコネンは、ドライバーズチャンピオンシップで、51ポイントとなり、この週末が始まったときに比べ、順位を2つ落とした。グロージャンは、8位、35ポイントに留まっている。

キミ・ライコネン:

「レース開始直後、車はとても良かったけれど、その後、タイヤ性能が少し落ちてきて、それから、厳しくなったタイヤが、少しずつ扱いにくくなった。曇り空になって少し雨が降り始めたときには、タイヤの熱が失われて、もっと難しくなっていた。これは僕たちにとって悪い週末という条件だったけれど、それでもいくつかポイントを得た。僕たちが求めていた結果通りではなかったけれど、こうして週末に少しでもポイントを得られるならば、きちんと手に入れなければならない。」

ロメイン・グロージャン:

「スタートでは、すべて完璧とは言えなかった。スタートはまずかったし、なにもかもまずかった。とてもタイトで、誰もが動き回っていたし、3台の車が一列に並ぶスペースはなかった。これはレースで起こる事故だけれど、こうして、完走できなくて、残念に思っている。」