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F1 ブリティッシュGP プレビュー

2012/07/04


BRITISH GP PREVIEW
ENGLADN EXPECTS

キミ・ライコネンのバレンシアでの2位に続いて、ロータスF1チームは、ホームグランプリを迎えるため、シルバーストーンへ赴く。

サーキットについて:
イギリスは、F1界に輝かしい歴史を刻んできた。この国は10人のワールドチャンピオンを輩出し、その成績は200勝以上を数え、さらには競争力のあるチームの大多数が、まさにここ、イギリスを本拠地としてきた。エンストーンにあるロータスF1ファクトリーは、シルバーストーンからわずか30分に位置する。
もちろん、ノーザンプトンシャーサーキットこそ、1950年にF1世界選手権が初めて開催された地だ。近年になって、バイクレースの最外縁に達するよう設計された新たなミドルセクターが加えられ、形の上ではバッキンガムシャーに近接する新たなピットが建設されるなど、幾分レイアウトの変更が行われている。


全体として、ここは、パワーサーキットであり、高速スピードコーナーがドライバーに人気だ。ここでは、空力効率が、要となっているため、コミットメントと適切なセットアップを要する。コースはフラットで、旧RAF飛行場を利用しているため、横風が大きな問題で、車のバランスに影響を与えかねない。

WHAT THE DRIVERS SAY:

キミ・ライコネン:
「もしシーズン開幕前に、表彰台に上がれたら嬉しいかと尋ねられたら、イエスと答えていたと思うけれど、今は何度か良い結果が得られたから、もっと上を望んでいる。ここ数戦の結果は、望んでいたほど強くはなかった。僕らうまくレースを終えはしたけれど、まだ勝てていないことは残念に思っている。後はすべてをうまくまとめるだけ。そうすれば、結果がきっとついてくる。シルバーストーンに行くのはいつもいい気分だ。レースには最高の場所だ。シルバーストーンには、僕自身の長い歴史が刻まれている。ここは、僕の国際レースのキャリアをスタートさせた本拠地だった。天気がどうなるにしろ、週末は楽しみだ。シルバーストーンでは、過去、実に様々なコンディションだったのがわかる。いつも良いとは限らない!サーキットのコンディションは目まぐるしく変化するし、そのせいで車のセットアップは一層難しくなる。
それもまた、イギリスでのレースの面白さの一つだし、少なくともみんなにとっても同じことだ。シルバーストーンで勝てれば、最高の気分を味わえるだろうね。すべてをきちんとうまくまとめなければならない。僕は、フォーミュラルノー時代と、2007年のフェラーリのときに、勝っている。またシルバーストーンで勝てれば、最高だと思う。特にファクトリーがすぐそこにあるから、最高のお祝いができるだろうね。」

ロメイン・グロージャン:


「僕たちは、これまで以上に自信を持ってシルバーストーンに乗り込むことができると思う。車のことについてさらに何点かわかってきた。バレンシアは週末を通して本当に暑かったから良かったんだ。車の作業に取り組め、いろいろと分析することもできた。シルバーストーンは、本当に高速のサーキットだ。僕たちのペースは力強くなっているし、それが、良いレースへと導いてくれるに違いない。去年、GP2シリーズではシルバーストーンで勝てたし、このサーキットは苦手じゃない。それはみんなにとっても同じだ。挑みがいがあるけど、良い感じもある。年間を通して一番高速のトラックだ。マゴッツ、ベケッツ、チャペルの複合コーナーのような伝説的コーナーもある。何とも言えない気分だ。サーキットのすぐ傍にファクトリーがあるから、チームにとって特別なグランプリだ。彼らに会えるのは素晴らしいことだよ。みんないつも驚くほど良い仕事をしてくれているし、一生懸命働いてくれている。レースを終えて彼らに会いに行くつもりだ。できれば彼らにお土産にトロフィーを持っていけたらと願っているよ。