2012/09/22
シンガポールGPは、まるで違った展開になる!
キミ・ライコネンは、照明で照らしだされたシンガポールのマリーナベイ・ストリート・サーキットで、まだ証明しなければならないことが残されていると感じている。そして、力強い走りで5位となったモンツァGPの後、ドライバーズ・チャンピオンシップで2位からわずか1ポイント差の3位となった。ロータスF1チームにとって、今シーズンのヨーロッパでの最終2レースは、ベルギーGPで1台がクラッシュし、次のイタリアGPでロメイン・グロージャンが出場停止となったことで、厳しい戦いとなった。ベルギーGPでは、ロータスF1チームは、今シーズンのそれまでの速さを示すことができなかった。スパがロータスF1チームの望むパフォーマンスを提供しなかったのかもしれないし、独特のモンツァのサーキットが、チームが最前列で戦うのを見られなくしてしまったかもしれないが、シンガポールは、状況がかなり異なり、ロータスE20の活躍が見られるはずだ。
ロメインは、イタリアGPに出場できずに週末を過ごした後、シンガポールGPでの刺激的なシートに戻り、モンツァで学んだ体験を役立てようとしている。

「これまでに6回表彰台に立っているし、ここ数戦は上位チームと同じくらいポイントを獲得している。僕たちのパッケージからすべての力を引き出してきている。これからのレースもこの調子で続けたいね。選手権で3位に上がったのはいいことだ。でも、2位とはほとんど差がないし…
僕は、今までシンガポールGPで2回走っているけど、一度もポイントを取っていないので、やり残したことがある。シンガポールでは、2008年の僕の記録がまだラップレコードらしいし、僕が早く走れないってことを意味するのとは違うさ。」

ロメイン・グロジャン
「実際にクルマには乗らなかったけれど、モンツァで過ごした週末で、シンガポールGPに向けた最良の準備ができたと思う。
今年は、グリッド位置がわずかのタイム差で決まってしまうので、どんな小さいことも、最前列になるか、中盤になるかの違いになる。
かなり強いダウンフォースが求められるサーキットだし、ブダペストGPでもそうだったように、僕たちにとって、最適じゃないかな。タイヤに関しても僕たち向きのはずだと思うよ。も面白いレースなので、楽しみにしてるよ。」
2012.09.22