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F1 アブダビGP レースレポート

2012/11/05

アブダビ GP  2012 勝利への道

今季、惜しいところで優勝を何度も逃していたキミ・ライコネン が、素晴らしいパフォーマンスを見せてアブダビ GP で優勝を果たし、チームに 2008 年以来初の勝利をもたらした。一方、レース中盤でリタイアすることになったロメイン・グロージャン にとっては災難なレースとなった。


 

概要
キミとロメインは黄色いラインのピレリのソフトタイヤでスタートを切った。
セバスチャン・ベッテルのペナルティにより、両ドライバ―ともスタートグリッドを 1 つ上げてのスタートだった。
9 週目のニコ・ロズベルグとナレイン・カーティケヤンの接触時と、39 週目のロメイン・グロージャンのセルジオ・ペレスとマーク・ウェバーへの接触時の 2 回、セーフティカーが導入された。

キミ・ライコネン

スタートグリッド : 4 番手 順位 : 1位
最速周回 : 1:44.458 [ 50 周目]
ピットストップ回数 : 1 回 [ 31 周目]

01 周目 : すばらしいスタートで、4 番グリッドから 2 位に順位を上げる。
02 周目 : ルイス・ハミルトンは 11、12、13 連続コーナーで深く入り込み、14 コーナーで外から攻め込もうとするが追い付いていくことができない。
15 周目 : スムーズな再スタート。ルイス・ハミルトンの後方 2 位を維持。
16 週目 : セバスチャン・ベッテルが11、12、13 連続コーナーで白線をまたぎ追い抜くが、追い抜き返す。しかし、続く周回でまた追い抜かれる。
20 周目 : ルイス・ハミルトンのリタイアによりトップ浮上。
32 周目 : 今レース最初で最後のピットイン。ミディアムタイヤに交換。
43 周目 : 2 回目のセーフティーカー導入後、すばらしい再スタート。レース最速周回を記録。
46 周目 : レース最速周回記録更新。フェルナンド・アロソンとの差を広げる。
50 周目 : フェルナンド・アロソンが急速に接近し始めるが、落ち着いて確実な差を維持。
55 周目 : ゴール。キミにとって、そしてチームにとって今季初の優勝獲得。

 

ロメイン・グロージャン

スタートグリッド : 9 番手
順位 : リタイア
最速周回 : 1:47.521 [ 36 周目]
ピットストップ数 : 2 回 [ 1 周目と 9 周目]

01 周目 : 9 番手維持の堅調なスタートから、ニコ・ロズベルグとの接触によりパンク、ピットストップでミディアムタイヤへ交換。
09 周目 : セーフティカーが入りピットイン。シフトラバーへの交換。
15 周目 : 問題なしの再スタート。順位を維持し、徐々に前方へと進む。
20 周目 : ミディアムタイヤでの長期走行の戦略選択が成功となり、コース上で堅調な進展を見せる。
35 周目 : ピットストップの影響はまぎれ、初盤で後方へ順位を落としたもののトップ 5 に順位を上げる。
39 周目 : 11、12、13 連続コーナーでセルジオ・ペレスとマーク・ウェーバーと接触し、リタイア。

2012.11.05