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F1 カナダGP プレビュー

2012/06/30





F1 カナダGP PREVIEW 

セントローレンス川中の島に位置し、元はイル・ノートルダム・サーキットで知られていたが、すぐに1978年の初開催レースで優勝した男 – 史上最も勇敢 (言い換えると、才能はあったが感情的)なレーサーの1人、ジル・ヴィルヌーヴにちなんで改名された。

島の周りの未来的な建築物に注目してみよう。例えば、あの大きなガラス玉のようなものとか(専門的名称:ジオデシックドーム)。この場所は1967年の万国博覧会の開催地だったのである。

キミ・ライコネン:
「僕は常にカナダ・グランプリは好きだったよ。2005年に優勝しているから、モントリオールには良い思い出があるんだ。この街は、F1カレンダーの中で最高の場所の1つだよ。 ストップ&ゴーの多いサーキット・レイアウトと挑戦的なコースは本当に楽しいよ。 カナダで上手くやるには、ブレーキ時の車の状態が良い必要がある。というのも、このサーキットではブレーキに非常に負担がかかるんだ。

また縁石を上手く利用するんだが、その辺は、僕たちの車はこれまでもかなり良かったんだ。様々な路面を持つサーキットでもあり、時々、路面自体が週末のレース進行に従って変化することもあるんだ。グリップレベルが変わることを意味するから面白いし、ここでのもう1つの課題となるんだ。ストリートのコースだけど、それでも抜く場所はあるから、モナコのように予選に全てを集中する必要はないんだ。たくさんのセフティカーを見るレースだよ。たぶん、セフティカーのないカナダ・グランプリなんか無かっただろうね。今回もそうなる可能性は高いだろう。セフティカーが出ると戦略的には難しくなるね。いつ、出てくるか予想できないから。セフティカーが出てくるのなら、良いタイミングで起きるのが望ましいけどね。」

ロメイン・グローシャン:

「カナダは初めてだから、僕にとっては、また1つ今年の初体験となるね。多くのドライバーが好きだと言っているコースだから楽しみだよ。チャンピオンの壁で毎年見ているように、噛み付くコースでもあるけどね。僕はフォーミュラ1のチャンピオンじゃないけど、コースのあの部分にはいくらか敬意を払うだろうね!ストリートコースは好きで – モナコではペースは良かったんだ。壁に近づく感覚は好きだよ。最後に、去年もそうだったが、モントリオールの天候はすごく変わり易いんだ。挑戦的でエキサイティングなグランプリになるのは間違いないよ。」



 2012.06.07