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F1 カナダGP レースレポート

2012/06/30



 



 

ロメインは2位、キミは8位

ロメイン・グロージャンが自身のこれまでのF1のキャリアで最高の結果である2位を掴み取り、ロータスはモントリオールの表彰台に返り咲いた。ロメインは、グリッドでは使用済みのスーパーソフトタイヤで7位からのスタートの後、21周目で新しいソフトタイヤに交換した。

フェルナンド・アロンソや、セバスチャン・ベッテル - 彼らもワンストップだったが- トップを走るマシーンが最後の10周で磨り減った排他で苦戦する中、2ストップのルイス・ハミルトンは激走を続け優勝することができた。ロメインは、一連の素晴らしいタイヤマネージメントの末、大きな遅れを取ることなく、70周中の66周目でアロンソを追い抜き2位となった。

チームメイトのキミ・ライコネンは予選で油圧の問題に苦しみ、期待外れの12位でスタートを切った。キミは8位でコールし、4ポイントを獲得し、チームポイントを22ポイントに伸ばした。ロータスは現在、コンストラクターズ・チャンピオンシップで、フェラーリより上位の3位に位置している。

ロメイン・グロージャン:
「スタートでは、マシーンが多く、他のドライバーが1ストップなのか、2ストップなのかわからず、容易ではなかった。何が起こっているかよくわからなかったが、自分たちのペースがいいことはわかっていた。自分では5位か4位だと思っていたので、最後は熱狂的だった。いいペースをキープできたし、チームが素晴らしい仕事をしてくれたので、タイヤの状態が非常に良かった。僕たちは、ヒートアップすればいい結果が出せるとわかっていた。このシーズンで表彰台の2位に立てるなんて素晴らしい!この結果を、先週のル・マンのテストでクラッシュしてしまった友人のギュローム・モローに捧げる!彼一日も早く回復することを祈ってるよ。」

キミ・ライコネン:
「レースでは、予選よりもマシーンは少しだけ良くなっていた。もう少しうまくやれるチャンスはあったけど、今日はなかなかうまく行かなかった。また、ポイントは獲得できたことは、本当によかった。このシーズンでは特にいいことだ。昨日の予選は完璧ではなく、明らかにそのせいで、僕たちは多くのやるべきことが残された。もし、より上位でスタートができれば、より上位でフィニッシュすることが簡単だったはず。次のレースではそれをやり遂げられるように頑張るよ。」

 2012.06.13