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F1 ヨーロピアンGP プレビュー

2012/07/02





7レースで、7人のウィナー。今週末はロータス!?

ロータスE20は、このスリル満点の2012年シーズンを通して、これまでのところ、最速のクルマと言って間違いないだろう。キミ・ライコネンはすでに3位と、2位を獲得し、ドライバーズランキングでも6位につけている。(60ポイント)ロメイングロージャンは、表彰台で2度2位を獲得し、チームメイトのキミ・ライコネンにわずか2ポイント差に迫っている。そして、次のステップは明らかだ!

キミ・ライコネン:
「バレンシアはストリートのサーキットだけど、レイアウトはアルバートパークや、モナコや、モントリオールとは違う。バレンシアがこの4つのサーキットの中最も速いサーキットだということは間違いない。暑くなりそうだし、むしろ温かいコンディションには上手く対応できそうだから、そう願うよ!ここでもまた、予選は本当に重要になってくるだろう。

ストリートは年に一度しかサーキットとして使われていないから、明らかにトラックのクリーンサイドからのスタートの方が有利になるだろう。オーバーテイクするのは簡単じゃないから、DRSがどのくらい助けてくれるか確認しなければならないだろう。バレンシアでは、一貫性がすごく重要になる。小さなミスで、簡単にタイムを失ってしまう。僕はバレンシアで勝ったことがないから、ここではいい目標だ。最後にバレンシアでレースを戦ったときは、6番手からスタートして3位フィニッシュしたし、それほど悪い結果じゃなかった。」

ロメイン・グロージャン:
「優勝まではそんなに遠くない!僕らは、もっと上位で予選を通過する必要がある。それは、今シーズンの僕たちの強みではないけど、常にしっかり取り組んでる。僕らにとってカナダでの金曜日と土曜日はとても難しかったが、僕らはクルマについてたくさん学んだ。次のレースにために、今それを得られたことはとてもいいことだ。僕がF1デビューしたのは2009年のバレンシアだった。だからいい思い出が蘇ってくるし、いずれにしろ好きなサーキットだよ。2008年にはここで、GP2で1位をと獲得したし、第2レースでも誰かがぶつかってくるまでは、先頭を走っていた。それから2011年に優勝することができたし、僕にとって快適なサーキットなのは確かだ。スピードを上げるのに、それほど時間もかからないし、ブレーキングポイントやターンインに場所が大まかにわかっているので、すでにトラックを知っていることは間違いなく助けになる。雰囲気はいつでも最高だし、シティにも近いし、アメリカズ・カップ港に行くにはすばらしい場所だ。トラック自体もかなり面白い。2/3速のコーナー、高速セクター、ヘビーなブレーキングゾーンがある。それにだいたい天気もいいので、理論上、僕らにはかなり適したサーキットだ。そうなることは祈ってるよ!」

2012.06.22