2013/03/18
初戦初勝利。キミ・ライコネン、オーストラリアで頂点に。
JUST A WALK IN THE PARK! -簡単なことさ!
世界中のロータスファンが、今日、祝杯を挙げている。なぜなら、オーストラリア、メルボルンで開催された2013年FIAワールドチャンピオンシップフォーミュラ1第一戦で、キミ・ライコネンがチェッカーフラッグを受けて勝利を挙げたからだ。雨の降る恐れもあり、レース展開ではタイヤ戦略が要となるレースで、戦力を考慮に入れて、ロータスが勝てるチームだということを、キミ・ライコネンは証明した。他の上位陣が3ストップ作戦を採ったのに対し、キミはタイヤコンディションをうまく維持して、58周あるアルバートパークサーキットでのレース中、ピットストップを2回のみ行った。開幕前から、その強さを示していたロータスE21は、最速ラップ1分29秒274という、正に見事なまでのレースペースを証明した。自身のキャリアにおける20勝目を記し、元ワールドチャンピオンは、現在、2013年F1®ワールドチャンピオンシップの首位に立っている。キミ・ライコネン(P1)
「2ストップで行く予定をしていたが、初戦では、どのタイミングでピットに入るか、そして早すぎないようにするのが難しいけれど、完璧だった。車は週末を通してずっと調子が良かった。予選で7位だったのは少し残念だったが、あのコンディションでは、それほど容易ではなかった。1ラップ目で、良いポジションまで上げられたら、表彰台を狙う好機を得られるのは分かっていた。そんなに難しいことじゃなかった。」
エリック・ブーリエ(チーム代表)
「夢に思い描きうる最高のスタートだ。今日はチームを非常に誇りに思っている。」
チームメイト、ロメイン・グロージャンは10位でレースを終え、チームにとって重要なポイントを確保した。誰もが、来週末、マレーシア、セパンサーキットで開催される第二戦での猛攻をしっかり見据えている。
キミ・ライコネンE21-03
Grid: 7位
Race: 1位
Fastest Lap: 1分29秒274(56周目)
Pit Stops: 2回 (9週目、34周目)
2013年ワールドチャンピオンシップへのキミのチャレンジは、今日午後、メルボルンで完璧なスタートを切った。アルバートパークサーキットでの圧倒的パフォーマンスによって、このフィンランド人は、グランプリにおける自身20勝目、チームにとって2勝目を勝ち取った。
銀器を受け取って、キミは満面の笑み!彼は自分の仕事が分かっていた!
左から右:アラン・パーメイン、ロータスF1チームトラックサイド運営ディレクター、フェルナンド・アロンソ(2位)、キミ・ライコネン(1位)、セバスチャン・ベッテル(3位)
ロメイン・グロージャン E21-01
Grid: P8Race: P10
Fastest Lap: 1:30.395 [Lap 14]
Pit Stops: 3 [Lap 5, 19, 37]
2013.03.18