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F1 2014 ベルギーGP レースレポート

2014/08/28

2014年ベルギーGP 本日開催されたベルギーグランプリにおいて、パストール・マルドナドとロメイン・グロージャンは、ともにリタイヤを余儀なくされることとなった。パストールはエグゾーストが原因と思われる不具合により、早々にリタイヤの指示を受け、ロメインはトラック上で受けたダメージによって、レースを断念せざるを得なかった。 

ロータスF1チームが望んだ結果は得られなかったが、ロメインの乗るE22はスパでも力強い走りを見せ、ダウンフォースを失っても、ミディアムタイヤでは見事なペースを披露した。  

「車の調子はかなり良かった。予想を上回るペースだったから自信が得られた。レースのほうは、残念ながら早く終わってしまったけどね。」とロメイン。

1周目でマシンにダメージを負ったロメインは、ピットストップせざるを得ず、新しいフロントウィングと新品ミディアムタイヤに交換したが、ラストのピットストップ後、再びマシンにダメージを負い、リタイヤすることになった。 

「残念ながら、ラストのピットストップの後、幾つかのダメージを負い、車が全く手に負えなくなってしまった。 ロメインは無線で車が危険だと伝えてきた。リタイヤが唯一の賢明な選択だった。」とトラックサイドオペレーションディレクター、アラン・パーメインが説明した。 

パストールは、その日スパで起こり得たことを思い返してポジティブな見解を述べた。
「厳しい週末になりそうだと予測していた。こことモンツァは、いずれも僕らにはチャレンジングなトラックだからね。でも今日の車は競争力も一貫性もあったと思う。」
「レース中、ザウバーやフォースインディアと競うことも可能だったかもしれない。」  

ロメインは、明るい面を考慮に入れて、次戦に対し楽観的だ。
「僕らは毎週大いに前進し、大いに学んでいる。でも、モンツァもおそらくまた厳しいレースになるだろう。シンガポールのほうが、僕らにはずっと向いているはずだ。」 

スパ・フランコルシャンではいつも厳しいレースとなるが、エンストンらしいことにチームは今日の結果に臆することもない。
「今からモンツァまでの間に再編成を実施し、さらなる改善に向けてあらゆることを行うことができる。幸運が巡ってくると期待している。」と副チーム代表フェデリコ・ガスタルディは期待を述べた。

いざ、イタリアへ。

2014.08.27