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F1 2014 ロシアGP レースレポート

2014/10/15

ロシアより愛を込めて 

最高のサーキット、ソチ・オリンピック・サーキットで初開催のロシアグランプリは、ロメイン・グロージャンに続いてパストール・マルドナドがレー終えた。



まばゆい青空のもとで繰り広げられた53周のレースでは、2台ともグリップとパフォーマンスに苦しむこととなった。ロメインはザウバーのエイドリアン・スーティルとの接触により、5秒のペナルティを受けた。レースは、ロメイン17位、パストール18位という結果となった。

・ロメインは新品ソフトタイヤで15位からスタート、20周目に新品ミディアムタイヤに交換した。

・パストールは新品ミディアムタイヤで20位からスタート、21周目に新品ソフトタイヤに交換した。

 

ロメイン・グロージャン 17位 E22-03 
「今日は車の感触が良かった。ここ二日と比較して大きく改善され、今週チームがやってきた作業が証明された。最大の課題は、レースのスタートだった。序盤数ラップは、タイヤの温度を上げるのに苦労して、最初はパンクしているのかと思ったよ。その後は、エイドリアン・スーティルとの接触を除けば、単純なレースだった。彼はソフトタイヤを履いていたし、T3に入って行くとき、僕よりもグリップがあった。あのコーナー出口は 少し狭まっていたし、彼はレーシングラインからあまり外れないようにしたかったんだろう。僕はブレーキングゾーンに向けて全力だったから、少し接触したんだ。僕にとってはレーシングインシデントみたいなものだから、気にしていない。オースティンに向けてより良い結果を願っている。」

 

パストール・マルドナド  18位  E22-02 
「今日はトラック上でのバランスにすごく手を焼いて、とても厳しいレースとなった。ミディアムタイヤでスタートしたので、序盤で順位を上げるのは難しかった。その後ソフトタイヤに交換したけれど、レース後半でもグリップを見つけるのに苦労した。ガレージの僕の側では、土曜日の問題のため、大幅に時間を失ってしまい、車、そして特にバランスを改善することができなかった。ソチ・オリンピック・サーキットは、最高のサーキットなので、素晴らしいショーを見せたかったけれど残念だ。ここは素晴らしいポテンシャルがあるサーキットだから、来年、もっと速い車で、違うタイヤを履いて走るのが待ちきれないよ」

 

 フェデリコ・ガスタルディ 副チーム代表 
「今日の我々のパフォーマンスについては特筆すべきことはないが、それに引き替え、ここの施設は完璧だし、ロシアへの初訪問でのF1に対する歓迎は素晴らしいものだった。ソチ・オリンピック・サーキットには、非常に感動したし、今後も素晴らしいレースが行われるポテンシャルが溢れている。我がチームのドライバーは集中力を切らすことなく完走してくれたが、今週末のここでのパフォーマンスレベルに対する彼らの苛立ちには同感だ。2014年は残り3レースとなったが、我々は復調を目指して、2015年に焦点をあてている。」

 

2014.10.15